仁藩那羅・十二区を拠点とする神獣のグループ、通称「相宮グループ」を束ねる神獣。
元々家族や仲間思い、虫も殺せないような優しい女の子で、人間達とも仲良くしたいと考えていた。ところが、内閣府の神獣対策組織(現・検神局)によって目の前で両親を惨殺され、更に弟の宗篤まで殺されそうになったため覚醒し相手を消滅1)させた。その後、仲間のため、そして殺された親達の敵を討つために、神獣対策組織の職員を殺戮する日々が続いた。一方で、自身も殺戮した彼等の断末魔に悩まされることとなった。
ある時、相宮総合病院の相宮院長と出会い、人間の立場について教えられた2)。また、2088年07月頃、逃げていた育庭野リアを保護し、自身と似た境遇のこの子を自分と同じ道に歩ませたくないと思うようになった。そして、リアを連れて相宮グループに入り、自身と似た境遇の子を増やさないように活動することとなった。