仁藩に本部を置き世界中に支部を持つ、降魔師協会の中でも1・2の規模を争う組織である。各地域に親密な関係を持つため信頼度も高く、また協力・援助をする者も多い。依頼料も安価で、依頼を断ることもない。
主な活動は怪異の解決である。ただし、噂・思念体を見つけ次第攻撃を仕掛けるというわけではなく、
など、それぞれに合わせた方法で解決していく。ただその見極めは個人差があり、その統一を図ろうとしている。
組織への依頼は、
形で行われる。またメンバーが直接地域の見回りを行い、怪異の解決を自主的に行っている。
今まで遭遇した噂・思念体、神獣、神は、全て組織のデータベースへ登録及び管理されており、可能な範囲で一般にも公開されている。
福利厚生もしっかりしており、有給休暇や各種保険だけではなく、医療やメンタルケア、男女の出会いから育児、介護等々のサービスも受けられることができる。給与は基本給に依頼内容の難易度と成果、危険手当、交通費、負傷した場合の手当てが出る。
(いちのみや―/Ichinomiya branch office)
仁藩の首都那羅の一宮区を管轄する支部。一宮区は世界でも怪異発生が突出しており1)、また怪異だけではなく神獣も出現頻度が最も高いエリアの一つである。そのため、アークリーフ内でも最も多忙な支部として知られている。アークリーフも有能な人材を配置しているが、もともと怪異を解決できる才能を持つ者が少ないうえに、怪異自体は年々世界中で増えてきているため、常に人手が足りない状態である。