異国風の容姿と名前を持つが、育ちは那羅。実父が幼少期から行方不明であり、育ててくれた母親が亡くなってからは宗教系の孤児院で育つ。そうした経緯からよく言えば穏やか、悪く言えば引っ込み思案な少年となる。霊視能力が高く、人ならざるものと交流することも少なくない。非暴力主義とまではいかないが、対話しようとしない人は苦手。 左腕には生来からあった傷がある。敬虔な信者であった母親はそれが理由でいじめられた彼に「卑下することはないわ。それは神があなたに授けた祝福なのよ。」と勇気づけた。