仁藩の霊峰である車輪山に住まう由緒正しい天狗と自称する烏天狗。背中の羽根が実に見事な黒い羽であるため烏天狗であることを疑うものはいないが、天狗である可能性も否めない。なんとも飄々とした性格をしており、世の苦労はどこ吹く風である。面倒くさいことは嫌いかといえばさにあらず。仁藩社会を愛しているため秩序維持のためなら積極的に動く。そこで暮らす人々に貢献したいと思い公僕の道を選んだ。
警視庁に所属し主な業務は飛行能力を活かした地上班の援護。対応に困る現象が起こった際に、対処するための判断材料を得るための監視も行う。寿命の長い自分が高い階級だと行政の予算を逼迫するだろうとの気遣いからヒラ巡査のままでいる。