「悲怪の箱」

基本情報

悲怪の箱
ひかいのはこ
The BOX of Sadness
別名 千夜姫ちやひめChiyahime1)
種族
性別 身長 体重
生年月日
拠点場所 仁藩 那羅 悲隠寺ひかくじ
所属

概要

 『九怪くかいの箱』の一つ。人々の“悲しみ”を吸い取り自身の力とする。“悲しみ”を吸われた人は安らぎ・心の平穏を得、また「悲怪の箱」自身も周囲へ危害を与えない。しかしながら、他8つの「箱」を呼び寄せるという性質を持つ。
 昔、晩従鉾九徳が「悲怪の箱」を無力化したが、消滅させるには忍びないと考えた鉾九徳が那羅の地に悲隠寺を建立し、その敷地内に簡易的に封印2)した。その後、鉾九徳は弟妹の犀志丑子と共に悲隠寺を訪れ、千夜姫と名付けられた「悲怪の箱」と交流を行った。その中で、彼女は強い感情を抱くようになり、また鉾九徳と相思相愛状態になった。しかし、それを快く思わなかった夜護一族の計らい及び説得を受け入れ、千夜姫自ら自分を“完全封印”した。
 時は流れて2100年07月、とある事件によって深い悲しみを背負った一人の少年によって、再び目を醒ます――

1)
晩従鉾九徳が名付けた。
2)
敷地内では自由にできるため、軟禁に近い。