喜多原神社の清明の長女として生まれる。辰水の妹にして水継の姉。どこかぼんやりとして穏やかな性格だが、その実芯は強い。周囲からは文学少女としての印象を持たれる。術具は鈴をあしらった筆。サンスクリットに似た独自の文言を鈴の音と共に符に描くことで様々な効果を発動する独特の術。基本的な古神魔法にカテゴライズされるが、極めることで達人に匹敵するだけの術師の域に達する。ある日先祖と契約し、彼の生前の願いを叶える代わりに彼の剣腕を借りることとなった。彼は「達未(たつみ)」と兄と同じ読みであるため、「ご先祖様」と呼ぶ。