水を扱う魔法使いの女の子。
小さい頃、家族が身売りを生業とする軍団に襲われ、売られたり殺されたりしてしまった。何とか逃げ延びた彼女は、とある魔法学校の教師をしている魔法使いに身を寄せることとなった。そのまま魔法学校に通い魔術を学んでいたのだが、そこでは、相手に危害を加える系統の魔法が種であった。一方、ワテラは癒し手としての素質がありその教室では“落ちこぼれ”と見なされていた。落ちこぼれと見なされたが故に、教師である魔法使いやや学友から疎まれた目で見られ、「自分は不要なんだ」と生きづらさを感じ旅に出た。 [2095年]