出自不明の人造人間。本人にも自分がどのような経緯でどこのだれに作られたかわからない。自我が芽生えたときにはすでに“棄てられた街”にいた。自分がなぜ、どうしてここにいるのかわからないが、自分には主人(製作者)がいてそれはあたたかいものであったと断片的な記録があり主人(製作者)を探すため、自分が何のために生まれたのかを見つけるため街中を徘徊している。 身の危険が迫ったとき記憶が飛んでしまい彼女自身も気になってはいて、その前後の記憶もあいまいになってしまうことに不安を感じている。