都に近い那羅生まれ。10歳にも満たない頃、流行り病で村がほぼ全滅。両親や兄弟も病死した。村で生き残った子供を連れて都へ行くも、援助してくれる人も保護してくれる人も、仕事に就かしてくれる人もなく飢えと栄養失調で倒れていく幼い子供達のため、窃盗を決意。偶然目についたお金持ちそうな男、天原鷹正からひったくろうとするも捕まる。
以降、天原鷹正からの保護を受け、今は家臣の一人として働いている。海星善忠の名は、名字も含めて14歳から。それまでは「善助」(ぜんすけ/Zensuke)と名乗っていたが、名字は知らなかった。