千堂小町と呼ばれた渓の妹。後の世まで語られる神衣の作り手であった姉には大きく劣るが、神具や細工物を作ることが得意だったらしく、単身痩躯ながら小太刀使いでもあり、妖から姉を守ったこともあるという。姉とは違った意味で親しみやすい性格で周囲から愛されたという。