トクシマ藩稲豊市稲穂町(いなほちょう)伊那保(いなほ)地区に伝わる、土地を護る“守り神”。伊那保地区は元々土地が痩せていたが、1000年頃の寒波による飢饉が発生し最早祈るしか出来なくなった際に、祈ったら助かったという言い伝えがあり、その時の“神様”と伝えられていた。近年稲穂町地区で開発が進み、また人々もイナホへの信仰も薄れていったことから力が弱まってしまっていた。 狐の亜族のような女の子の姿で顕現する。口調はのじゃ系。好物は三角型の稲荷寿司。