「超能力」(ちょうのうりょく/Supernatural Power)とは、使用者自身が通常では持ち得ない“力”を自ら発揮し使用するものであり、何らかの力を借りて使用する魔法とは明確に区別されている。超能力には、「属性」と呼ばれる、超能力を構成する10種類の“要素”が存在している。魔法にも同様の概念が存在するが、超能力におけるそれは使用者自身の内に存在するものであり何かに影響されて決まるものではない。ただし、周囲の環境に影響される場合もある。こういった特徴から、あくまで先天的のみで得られる力であり、学習や契約等後天的には得られない。
「使用者自身の内に存在する力」を使うことから、超能力を扱う者を《(属性名称)使い》と表現することが多い。そして、発揮できる能力に応じてレベル1~7の7段階による階級付けがなされており、最高位のレベル7は世界でも数えるほどしか存在しない。また、1人につき1属性しか扱えないわけではなく、複数の属性を自在に操る者も確認されている。