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フリダム

基本情報

フリダム
Fredom
首都 なし1)
人口 不明2)
言語 世界共通語

概要

 “自由の国”で、政府や法律が存在しない3)。それ以上に、住民の多くは自分の住んでいるところが「国」である事を意識していない。
 法律が無いため、他国では犯罪ともなる行為でも裁かれる事はない4)。どのように生活するのも完全に自由である。一言で言うと、「束縛される事を嫌い“完全に自由な活動”を求める人々が集う地域である。
 ただし、街や集落・団体・企業毎に棲み分けができており、それぞれのルールも存在する。

地理

地勢

 現実世界のシンガポールのような土地、面積は約760万km²と見られている。

地域区分

 不明。何らかの形で人々等が集まった地域に、識別のための固有名詞を付与している。

国民

 フリダム人。ただし、他国からの流入も多いため、生粋のフリダム人は全体の半分未満と言われている。

仁藩人

 肌の色は所謂白色系が大多数。瞳の色は青や薄い銀色、髪の毛の色は金~茶が多い。

言語

 世界共通語の他、流入している人々により多数の言語が話されている。全体の識字率は不明。金を沢山扱う人、カジノ関係者、企業系の人は習得している言語が多い傾向にある。

文化

 「自由」。これ以外の言葉では表現できない。

政治

内政

 政府が存在せず、「自由」である。ただし、それぞれの地域や組織で独自のルールが存在する。

外交

 政府が存在していないため、国としての外交関係や条約等は存在しない。国際法にも則っていない。他国の中では、人の往来を禁じている国もある(以下に例を挙げる)。勿論、特例も存在する。

  • 仁藩:書類審査通過したなら出入国可。
  • 琉耀:一部の自由すぎる地域や長期間滞在しフリダムに染まった者は帰国が許されない。また公安の許可証がないと、帰国後は下層またはスラムへ落とされる者もいる。
  • ミリタリア:貿易以外の目的での出入国禁止。
  • マジコ:魔術師なら出入国自由。
  • 移動都市:都市毎に異なる。

軍事

 政府が無いこと、また国としての共同意識が低いため国の軍は存在しないが、自身の土地・組織・資産等を護るために強力な武力を持つ者もいる。また、国内に経済界の重鎮も少なくないため、他国は容易に手を出すことができない。

経済・産業

 「自由」である。売りたい品を売りたい値段で販売している。物価水準は無いに等しく、同一店舗同一品物の価格が、翌日100倍になっていたりすることもざらである。また、地方では物々交換も存在する。
 一方、資本を持つ会社・カジノ・マフィア等は一定の基準を設けている。また、人の多い地域や発展している地域では、他国と同等の価値観や物価・相場となっている。

その他

噂・思念体の存在

 噂・思念体に対して驚くのも平然とするのも、気にしないのも信じないのも自由である。

魔術の存在

 魔術を使うことも、存在を疑うことも自由である。

超能力

 超能力を使うことも、存在を疑うことも自由である。

マフィア

 元々は街を守る自警団的な存在であった。敵対や裏切りでは容赦のない姿を見せるが、関係ない者には害はない。中には、市民のために汗を流すものさえもいる。その一方で人モラルに反した者もいるが、身内で粛清されることが多い。
 資金を得るため一部が商業に力を入れて大成功し、財政界の大物になった者もいる。真っ当な物で商売している所が多いが、一部では儲かるならなんでも売るグループも見られる。
 フリダムでは最大の武力を持ち、マフィア同士の抗争は毎日のように起こっている。

カジノ

 フリダムでは3つの大きなカジノ街があり、国内のカジノの殆どはそのカジノ街に存在している。また、他国と比べてもその規模は桁外れに大きい。マフィア、ギャングとは基本別の組織体であり、資金や土地を巡っての抗争が多い。またカジノ同士の抗争も見られ、人知れず系列店の一つに組み込まれていたり、オーナーが変わっていることもしばしば見かけられるが、客からしたら関係の無い事である。

ギャング

 マフィア、カジノとは別の組織体で、年齢が若い者が多い。無鉄砲で命知らずが多く、マフィアが経営・支援する企業にちょっかいを出すことや、カジノや銀行に武装して突入することに何の抵抗もない。マフィアやカジノと違って、クスリや人身の売買、何の関係もない人や街を襲撃することがある。またギャング同士での抗争も多く、常に騒がしい。
 乗り物に乗って暴走するグループや、銀行やカジノからこっそりと奪うグループ、武装して強奪するグループ、街を占領して搾取するグループ、他国では違法となるものを売買するグループなどグループのバラエティは多い。

1)
住民の中には、自宅の土地が首都だと思っている者もいる。
2)
調査がされておらず、毎日大量に増減する。
3)
「国」の要素が不足しているが、便宜上「国」として取り扱っている。
4)
勿論、復讐行為も自由である。